悪玉コレステロールを下げるには、お茶を飲むと良いとよく聞きますが、どんなお茶でも良いという訳ではありません。
どんなお茶が効果的なのでしょうか?
こちらでは、悪玉コレステロールを下げる効果が高いお茶を厳選してご紹介します。
悪玉コレステロール下げるお茶の効果
お茶は健康に良いとよく言われますが、それには理由があります。
コレステロールである悪玉コレステロールにもお茶は有効で、毎食、緑茶と一緒にご飯を食べるだけで悪玉コレステロール値が下がったという報告もあるくらいです。
そんなお茶ですが、なぜ?悪玉コレステロールを下げる効果があるのか?という事を知っている人は少ないでしょう。
緑茶などには、カテキンという成分が豊富に含まれています。
この成分は、お茶にも茶葉にも殺菌作用があり、様々な食品で活用される事も多いです。
カテキンは、殺菌作用だけではなく、消臭作用や悪玉コレステロールの抑制や分解、排出を促したりしてくれるのです。
毎日、お茶を飲むと血液サラサラの状態などが続くため、血管内にコレステロールがたまりにくくなることもあるでしょう。
カテキンの効果により、コレステロールの吸収が阻害され徐々に悪玉コレステロールを下げることができるのです。
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悪玉コレステロール下げるお茶の種類
近年、さらに需要が高まっているのがお茶ですが、健康効果も見直され、特定保健用食品(トクホ)の商品も増えてきています。
悪玉コレステロールを下げるお茶にはどんな種類があるのでしょうか?
緑茶
緑茶は、日本人が古くから愛飲しているお茶です。
様々な種類がありますが、カテキンを多く含み、悪玉コレステロールの体内吸収を抑えてくれます。
日本食にお茶は合うので、食事の際に緑茶を飲むようにするのも良いでしょう。
たんぽぽ茶
たんぽぽ茶は、代謝を良くしてくれるほか、脂肪を抑える働きがあると言われているので、飲み続ける事でコレステロールに良いと評判になっています。
ウーロン茶
ウーロン茶にはリパーゼという酵素が入っています。
リパーゼは、脂質の吸収を抑える他、分解してくれる働きもあると言われているのです。
脂っこい食事の際にウーロン茶は良いとされ、トクホのウーロン茶も販売されています。
ルイボスティー
ルイボスティーには、ケルセチンという成分が入っています。
このケルセチンは、悪玉コレステロールの吸収と酸化を防いでくれるので、結果的に飲み続けるとコレステロールが下がる可能性があるのです。
紅茶
紅茶は、緑茶やウーロン茶と元々の葉っぱは同じなので悪玉コレステロールに対する働きもほぼ同じです。
ドクダミ茶
ドクダミ茶を飲むと、血液中の代謝を良くして血液サラサラ効果がアップすると言われています。
血液がサラサラになる事で、悪玉コレステロールが血管内に溜まりにくくなり、コレステロール値が下がるのです。
ローズヒップティー
ローズヒップには、ティリロサイドという成分が入っています。
ティリロサイドは、体脂肪の減少に効果があると言われていて、悪玉コレステロール値を下げるのにも良いでしょう。
ジャスミンティー
ジャスミンティーは、沖縄の方など日常的に飲んでらっしゃる人が多いです。
油ものと一緒に飲めば、ベンデルアセテートという成分の働きで、脂肪燃焼効果が期待できます。
麦茶
麦茶を愛飲している方はたくさんいるのではないでしょうか?
麦茶には、GABAとアルキルピラジンという成分が入っていて、GABAは血流改善効果、アルキルピラジンは血液サラサラ効果があり、悪玉コレステロールを下げる事が可能です。
プーアル茶
プーアル茶は、中国茶の中でも人気の高いお茶ですが、様々な健康効果があると言われるお茶です。
プーアル茶を飲み続けると、食べ物の消化を助けるだけではなく血糖値も下げると言われています。
また、デトックス効果が高く、肝臓に良いお茶で悪玉コレステロール値が低下するのです。
最初は、ちょっと癖があると思うかもしれませんが、飲み始めると又飲みたくなるお茶だと言えます。
杜仲茶
杜仲茶に含まれるゲニポシド酸は、血管を広げてくれる働きがあり、血圧が下がるので悪玉コレステロール値が下がると言われています。
また、肝臓や腎臓の働きを促してくれるので、排泄機能が高まるのです。
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トクホの製品も多い!
お茶には、ご紹介したように様々な種類があります。
悪玉コレステロールを下げる効果があるお茶もたくさんあるのですが、その中でも特におすすめなのが特定保健用食品(トクホ)のお茶です。
緑茶やウーロン茶等にトクホのお茶があり、国の審査を受けて許可を得ているので、効果の信頼性も高いと言えるでしょう。
もし、悪玉コレステロールを下げるのにどんなお茶を選べばいいのか迷うようならトクホのお茶を選んでください。
コンビニで売られている製品も多い!
悪玉コレステロールを下げるお茶は、ドラックストアなどでしか売っていないと思っている方もいるのではないでしょうか?
特定保健用食品(トクホ)のお茶も、ドラックストアではなくコンビニで購入する事ができます。
特定保健用食品だとしてもお茶にはかわりありませんし、健康志向の高まりで飲みたい人も多い為、利用者が多いコンビニではコレステロールを下げるお茶もたくさん販売されています。
中には、トクホのお茶が常時数種類あるコンビニも見られるので、そちらで購入しても良いでしょう。
お茶に含まれるカテキンの効果・効能
お茶と言えば、カテキンという人もいるのではないでしょうか?
カテキンは、ポリフェノールの一種でお茶の苦み成分です。
カテキンと言っても大きく分ける種類とあります。
・エピカテキン
・エピガロカテキン
・エピカテキンガレート
・エピガロカテキンガレート
この4つのカテキンには、殺菌効果・肥満予防・抗酸化作用・悪玉コレステロールを下げる作用・血糖値の上昇を抑制する作用など、様々な健康効果があると言われています。
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エピガロカテキンガレートとは?
お茶カテキンの中でも特に今、最も注目されているのがエピガロカテキンガレートです。
緑茶のカテキンの中でもエピガロカテキンガレートは6割の成分を占め、多くの健康効果が期待できると言われている成分になります。
健康番組で人気が高い「たけしの家庭の医学」や「ためしてガッテン」などでも取り上げられました。
悪玉コレステロールを下げるには、まさに、お茶が最適なのです。
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